おすすめの米粉商品をご紹介!米粉と小麦粉、どっちがいい?米粉のメリット・デメリットは?米粉と小麦粉の違い、栄養価を解説します!米粉の簡単レシピも掲載!
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目次
1.米粉のメリット・デメリットは?
1-1.米粉とは?米粉と小麦粉の違いは?
最近、スーパーなどでも見かけるようになった「米粉」。米粉パンなど、米粉を使った食品も販売され、身近な食材になってきましたが、みなさん、使っていますか?小麦粉の価格高騰などの理由から気になっている人も多いかと思いますが、米粉を使ったことがない、食べたことがないという方の中には「米粉は何がいいの?」「米粉と小麦粉の違いは何?」「米粉は体にいいの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
- 米粉とは、文字通りお米を粉にしたもの。その歴史は古く、奈良時代から使われているといわれています。一般的なものでは、もち米で作る「白玉粉」、うるち米で作る「上新粉」などがあり、和菓子や煎餅などに使われてきました。近年、お米を細かい粉にする技術が進化し、パンやお菓子、麺類など、さまざまな加工品が作れるようになりました。
では、米粉と小麦粉の違いは何か。大きな違いは「グルテン」です。小麦粉にはグルテンが含まれていますが、米粉には含まれていません。グルテンとは、小麦粉に水を入れてこねた際に、2つのたんぱく質「グルテニン」と「グリアジン」がからみあってできるものです。粘り気と弾力を与える効果があるため、パンやお菓子がふっくらと仕上がり、うどんやパスタのようなもっちりとした食感になります。パンや麺類などに欠かせないグルテンですが、「グルテンは日本人に合わない」「グルテンは身体に悪い」といわれることがあります。グルテンがなぜ体に悪いといわれるかというと、体質によって消化不良や便秘など、お腹の不調を感じる場合があるためです。また、小麦アレルギーを持っている方もおり、小麦粉の入った食品を食べるとアレルギー反応が起こることもあります。そのようなことから、近年では「グルテンフリー」食材として「米粉」も注目されるようになりました。小麦粉に比べて米粉は体にいいですか?といわれると、グルテンが合わない方には、体に優しい食材といえるでしょう。
1-2.米粉は何がいい?米粉のメリットは?
では、グルテンを含まないこと以外に、米粉は何がいいのでしょうか。「米粉と小麦粉どちらが良い?」というと、どちらにもメリット、デメリットがあります。まずは調理面での米粉のメリットをみてみましょう。
【米粉のメリット】
・グルテンフリーなので水と混ぜる時にダマになりにくい
・小麦粉の代わりに使えて、さまざまな料理に使いやすい
・サクサク食感を出しやすい
・冷めてもおいしい
グルテンを含む小麦粉は、水分を加えて混ぜるとくっつきやすくなるため、ダマになることがありますが、米粉にはグルテンがないのでダマになりにくく、混ぜやすいのが特徴です。そのため、ホワイトソースなどを作るときも失敗が少なく、お菓子を作るときもあらかじめ「ふるう」必要がありません。また、小麦粉と比較して吸油率が低いので、揚げ物などの衣に使うと、さっくり軽く仕上がり、冷めてもおいしくいただけます。
例えば、米粉を使った料理としては、パン、ピザ、お好み焼き、チヂミ、唐揚げ、天ぷら、シチュー、グラタンなどがあります。米粉を使ったお菓子としては、ケーキ、クッキー、クレープ、スコーンなど、さまざまなスイーツ作りにも使用できます。米粉を小麦粉の代わりに使うこともできるので、小麦アレルギーの方にもおすすめです。アレルギーがあるからと諦めていたメニューも米粉を使えばみんなでおいしく食べることができるかもしれません。
1-3.米粉のデメリットは?
では、米粉の欠点はないのか。米粉のデメリットもみてみましょう。
【米粉のデメリット】
・入手しづらい
・小麦粉よりも価格が高い
・小麦粉よりも固くなるのが早い
・生地がくっつきにくい
スーパーなどにも並ぶようになった米粉ではありますが、種類はまだ少ないというのが現状です。米粉は通販で探した方がいろいろな種類が見つかるかもしれません。また、米粉と小麦粉どっちが高いかも気になるところ。一般的に、米粉と小麦粉の価格を比べると、どうしても米粉の値段の方が割高になります。米粉が高い理由としては、小麦粉に比べてまだまだ需要が少ないことや、小麦のように海外から安い原料を仕入れることができないことなどが考えられます。小麦粉同様、さまざまな料理に使えるなど、メリットが多い米粉ですが、米粉が普及しない理由は、小麦粉と比べて値段が高いことがひとつの理由かもしれません。米粉パンも話題になっているものの、米粉パンはなぜ普及しないのかというと、小麦粉のパンに比べて割高であることや作っているお店が少ないこと、また、どうしても小麦粉のパンに比べるとふんわりとした食感が少ないことなどが影響していると考えられます。
調理面でのデメリットとしては、米粉で作ったパンやお菓子は、焼き立てはふわふわでも、冷めたご飯が固くなってしまうように、小麦粉で作ったのものより固くなるのが早いことが挙げられます。もしも固くなってしまった場合は、電子レンジなどで軽く温め直すといいでしょう。すぐに食べない場合は、冷凍しておいて、トースターや電子レンジで温め直すのがおすすめです。また、米粉にはグルテンがないので生地がくっつきにくいという性質があります。そのため、料理によっては出来上がりが崩れやすいことがありますが、その場合は片栗粉などを混ぜることで生地がつながりやすくなります。
2.米粉と小麦粉、どっちがカロリーが高い?栄養価を比較!
米粉と小麦粉、どっちがいいか。次に栄養面をみていきましょう。パンに比べてご飯の方が太るというイメージがあるようで、「米粉はカロリーが高そう」と思う人も多いのではないでしょうか。では、「米粉と小麦粉、どっちが太る?」「米粉と小麦粉、どっちがヘルシー?」なのかというと、実はカロリーはほとんど変わりません!
【米粉と小麦粉の栄養価の違い】
小麦粉と米粉のカロリーの違いは、わずか7kcal。違いはあまりありません。ただし、調理法によっては、米粉を使った方が断然ヘルシーに!米粉がなぜヘルシーなのか、ポイントは「米粉は油の吸収率が低いこと」です。唐揚げや天ぷらも米粉を使うとカロリーオフができるのです!また、お米は小麦粉に比べてゆっくり消化されることや、米粉パンなどは小麦粉のパンに比べてもちもちしていて、噛む回数が多くなるので満腹感を得やすいことなどから、米粉は腹持ちがいいともいわれています。
米粉の栄養価としては、小麦粉に比べてアミノ酸スコアが良いのも特徴です。アミノ酸スコアとは、食物に含まれるタンパク質の量と必須アミノ酸(体内で作れない9種類のアミノ酸)がバランス良く含まれているかを数字で表したもので、数値が100に近いほどアミノ酸スコアが優れていることになります。農林水産省の資料(※1)によると、小麦(中力粉)41に対して、お米は65と数値が高く、米粉の方が人にとって必要なアミノ酸のバランスが良いことが分かります。
3.米粉は通販で手軽に注文!おすすめの米粉商品をご紹介!
まだまだスーパーなどでも種類は少ない、米粉。米粉は通販の方がいろいろと選べて、手軽に手に入ります。ここで、お米の総合メーカーがおすすめする米粉商品をご紹介します!
当通販サイトの米粉は全て国産のお米、「金芽米(きんめまい)」と「金芽ロウカット玄米」を使用しています。「金芽米」とは、特別な精米方法で、栄養価が高く、お米本来のおいしさを引き出した白米。「金芽ロウカット玄米」は、独自技術によって、玄米表面にある硬くて防水性の高い「ロウ層」を均等に除去し、玄米の栄養はそのままに、白米のように手軽に炊けて食べやすく、消化性の良い玄米です。金芽米・オンラインショップで扱っている米粉商品は、金芽米や金芽ロウカット玄米に使っている原料玄米と同等の、非常に良質なお米を使用しています。
金芽米(きんめまい)について詳しく知りたい方はこちら↓↓
https://www.toyorice.jp/f/about_kinme
金芽ロウカット玄米について詳しく知りたい方はこちら↓↓
https://www.toyorice.jp/f/about_genmai
【おすすめの米粉商品①】金芽米の米粉
- 玄米の栄養とうまみを残した白米「金芽米」の米粉です。米粉の粒が均一できめ細かくなっているので、“サッ”と溶けてダマになりにくく、揚げ物はさっくり、粉物はもっちり食感を実現しました。唐揚げやピザ、クレープなどのお菓子作りにもおすすめの国産米粉。グルテンフリー、アレルゲン特定原材料不使用です!
【おすすめの米粉商品②】金芽ロウカット玄米の米粉
- 栄養素が豊富な「金芽ロウカット玄米」を100%使用。通常の米粉と比較して、玄米の栄養が気軽に摂れるのが特徴です。さまざまな調理に使えますが、てんぷらや揚げ物で使用すると、吸油率が低いので、さっくり軽い揚げ上がりに!小麦粉に比べてヘルシーに仕上がります。グルテンフリー、アレルゲン特定原材料不使用なので、安心してお使いいただけます。
【おすすめの米粉商品③】金芽米の米粉パンケーキミックス
- 小麦粉を一切使わずに、「金芽米」の米粉を100%使用した、米粉の通販で人気の商品。アレルゲン特定原材料不使用でグルテンフリー!パンケーキがもっちりしっとりと焼き上がる、当店おすすめの米粉パンケーキミックスです!パンケーキのほか、クッキーやマフィン、スコーン、ドーナツ、蒸しパンなどなど、手軽に米粉スイーツを作ることができます。
【おすすめの米粉商品④】金芽米の米粉パンミックス
- 「米粉パンは難しい」という印象があるかもしれませんが、パン用の米粉を通販で買うならこちら!米粉パンがホームベーカリーなどで手軽に焼ける米粉パンミックスです。小麦粉を使わず、米粉を100%使用。金芽米だけでなく、金芽ロウカット玄米の米粉も配合しているので栄養価が高いのはもちろん、ふんわり、もっちりとしたアレルギーフリーの米粉パンが焼き上がります。
4.米粉のおすすめレシピをご紹介
米粉は良さそうだけど、どうやって使えばいいの?小麦粉と同じでいいの?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは料理のプロが考えた米粉レシピを掲載!米粉を使ったおかずの簡単レシピをはじめ、米粉のおすすめお菓子や米粉のおやつレシピをご紹介します。
●ジューシーなグルテンフリー唐揚げ【金芽米の米粉使用】
- 【材料(2人分)】
・金芽米の米粉 大さじ3
・鶏もも肉 1枚(250g)
・卵 1個
・揚げ油 適量<A>
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
・おろししょうが 小さじ1
・おろしにんにく 小さじ1
【作り方】
(1)ボウルに鶏もも肉を食べやすい大きさに切って入れ、<A>を加えて15分ほど味をなじませる。(室温がおすすめです。)
(2)ボウルに卵を入れて溶きほぐし、金芽米の米粉を加えて混ぜ、衣を作る。
(3)2に1を加え、全体に衣をまとわせる。
(4)鍋に揚げ油を1cmほど入れて170度に熱したら、3を入れ、途中上下を返しながら両面がきつね色になるまで3~4分ほど揚げる。
【ポイント】
美味しい唐揚げを作るコツは下味をしっかりとつけることです。米粉は小麦粉よりも吸油率が少ないのでヘルシーに楽しめます!少ない油で揚げ焼きをするので、必ず途中で裏返しながら加熱してください。
●ロウカット玄米粉で作るモチモチ豚玉お好み焼き【金芽ロウカット玄米の米粉使用】
- 【材料(1人分:20cm 1枚分)】
・長いも 100g
・卵 1個
・キャベツ 1枚(100g)
・豚ロース薄切り肉 3枚(45g)
・米油 小さじ1
・お好み焼きソース 適量
・マヨネーズ 適量
・削り節 適量
・青のり 適量<A>
・金芽ロウカット玄米の米粉 60g
・和風だしの素(顆粒) 小さじ1
【作り方】
(1)キャベツは粗みじん切りにして、長いもはすりおろす。
(2)ボウルに卵、<A>、1を加えて混ぜる。
(3)フライパンに米油を入れて中火で熱し、2を流し入れる。上に豚ロース薄切り肉を並べ、生地の周りが乾いてきたら裏返す。
(4)蓋をして火が通るまで5〜8分ほど焼く。(焼き時間は厚みによって変わります。)
(5)焼き上がったら、お好み焼きソース、マヨネーズ、削り節、青のりをかける。
【ポイント】
玄米の栄養が手軽に摂れる、グルテンフリーのお好み焼きです。冷めてもモチっとした食感なので、お弁当などにもおすすめです。玄米粉の状態によっては、水分量を調節してください。(玄米粉は収穫時期や保存状況によって水分が変わるので、ゆるいようであれば玄米粉を足し、混ぜにくい場合は水を足してください。)長いもを使うとフワッと柔らかい食感に仕上がりますが、長いもを使いたくない場合は水50mlに置き換えてください。
●みんな大好き!グルテンフリーでメロンパン風クッキー【金芽米の米粉パンケーキミックス使用】
- 【材料(一口サイズ16個分)】
・金芽米の米粉パンケーキミックス 1袋(150g)
・卵 1個
・バター 40g
・砂糖 大さじ1
・砂糖 適量(表面につける)
【作り方】
(1)バターを湯煎して溶かす。ボウルに卵を入れて溶きほぐし、バター、砂糖(大さじ1)を加え、泡だて器で混ぜる。
(2)金芽米の米粉パンケーキミックスを加えて、ゴムベラでひとまとめにする。
(3)16等分に分けて手で丸め、包丁で格子状に切れ目を入れ、メロンパンの模様をつける。
(4)お皿に砂糖を適量入れ、クッキー生地の表面に砂糖をつける。
(5)180℃のオーブンで15分焼く。
【ポイント】
メロンパンのおいしいところを思う存分楽しめる、米粉の焼き菓子レシピです。焼き時間は、焼き色を見て調節してください。(ガスオーブンの場合は、170℃で焼成してください。)米粉はダマにならないので、お菓子作りにとても便利!丸めて焼くだけの、簡単で人気の米粉のお菓子です。
●炊飯器で作る!かんたん米粉パン【金芽米の米粉パンミックス使用】
- 【材料(1斤分)】
・金芽米の米粉パンミックス 1袋(300g)
・冷水(15度以下) 230ml
・サラダ油(米油) 30g
・ドライイースト 3g※発酵モード・パン焼きモード付きの5合炊き炊飯器を使用
【作り方】
(1)冷水、油、金芽米の米粉パンミックスとドライイーストを炊飯器の釜に入れヘラで傷をつけないように攪拌する。ダマができなくなるまで混ぜる。
(2)炊飯器の発酵モードで30分間、発酵させる。
(3)ヘラで、底から救い上げるようにガスを抜く。(メレンゲを混ぜる感覚です。)
(4)再び、発酵モードで様子を見ながら30分程度発酵させる。生地が約2倍になったら発酵終了。
(5)パン焼きモードに設定し、45~60分焼く。
(6)焼き上がったら型から取り出し、パンクーラーの上で1時間ほど冷ます。(ラップに包んで、半日ほど寝かせるとしっとりした生地になります。)
【ポイント】
炊飯器を使った米粉レシピです!水の温度は5℃~15℃にしたものを使用してください。(冷蔵庫で冷やした水が望ましいです。)材料は順番通りに入れましょう。(冷水→油→金芽米の米粉パンミックス→ドライイーストの順番です。)
5.まとめ
「米粉は何がいいの?」「米粉と小麦粉どちらが良いんだろう?」「米粉は小麦粉の代わりに使えるの?」などなど、米粉の気になるあれこれをご紹介してきました。米粉は知っているけど使ったことがない、食べたことがない、という方がまだまだ多い米粉。まずは、米粉の特徴を活かしたメニューに使ってみるのがおすすめです。ぜひ、毎日の食生活で米粉を使った料理をお楽しみください!
よくあるご質問
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米粉と小麦粉はどちらが体に良いですか?
米粉と小麦粉はどちらが体に良いかというと、それぞれの特徴があり断言することは難しいですが、カロリーの面でいくと、実はほとんど違いはありません。米粉の栄養価としては、小麦粉に比べてアミノ酸スコアが良いことが特徴です。アミノ酸スコアとは、食物に含まれるタンパク質の量と必須アミノ酸がバランス良く含まれているかを数字で表したもので、小麦(中力粉)41に対して、お米は65と数値が高く、米粉の方が人にとって必要なアミノ酸のバランスが良いことが分かります。また、米粉は油の吸収率が低いため、揚げ物に米粉を使うとヘルシーに仕上がります。
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グルテンが体に悪いのはなぜですか?
グルテンが体に悪いのはなぜかというと、体質によって消化不良や便秘など、お腹の不調を感じる場合があるためです。また、小麦アレルギーを持っている方もおり、小麦粉の入った食品を食べるとアレルギー反応が起こることもあります。グルテンとは、小麦粉に水を入れてこねた際に、2つのたんぱく質「グルテニン」と「グリアジン」がからみあってできるものです。粘り気と弾力を与える効果があるため、パンや麺類などには欠かせない成分ですが、「グルテンは日本人に合わない」「グルテンは身体に悪い」といわれることがあります。
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米粉の問題点は何ですか?
米粉の問題点は、「手に入りづらい」「小麦粉よりも価格が高い」ことなどが考えられます。スーパーなどにも並ぶようになった米粉ですが、種類はまだ少ないというのが現状です。また、一般的に米粉と小麦粉の価格を比べると、どうしても米粉の値段の方が割高になります。米粉が高い理由としては、小麦粉に比べてまだまだ需要が少ないことや、小麦のように海外から安い原料を仕入れることができないことなどが考えられます。
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米粉の弱点は何ですか?
米粉の弱点は「小麦粉で調理したものより固くなるのが早い」「生地がくっつきにくい」ことなどが挙げられます。冷めるとご飯が固くなるように、米粉で作ったパンやお菓子は、小麦粉で作ったものより早く固くなってしまうことが多いです。すぐに食べない場合は冷凍しておいて、トースターや電子レンジで温め直すのがおすすめです。また、米粉にはグルテンがないため、生地がくっつきにくいという性質があります。料理によっては出来上がりが崩れやすいことがありますが、その場合は片栗粉などを混ぜることで生地がつながりやすくなります。
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