1.ブレンド米とは?ブレンド米のデメリットってなに?
1-1.ブレンド米(複数原料米)とは?お米をブレンドする理由
- ブレンド米とは、品種や産地、年産の違うお米を配合したもので、「複数原料米」とも呼ばれています。例えば、複数原料米の表示に書かれた「複数原料米 国内産 10割」とは、産地や品種の違う国内産のお米のみをブレンドしているという意味になります。
では、わざわざなぜお米をブレンドするのでしょうか?お米をブレンドする理由は大きく2つあります。ひとつは、お米の食味を向上させるためです。例えば、粘り気の強い品種とあっさりした品種を合わせて、ほどよい味わいにするなど、複数のお米をブレンドすることで、それぞれのおいしさを引き立たせることができます。また、お米をブレンドするもうひとつの理由は、販売価格を下げるためです。例えば、安いお米をブレンドすることで、それだけ価格を抑えることができます。このように一口にブレンド米といっても、ブレンドをする目的は大きく異なることがわかります。
1-2.ブレンド米はまずい?ブレンド米は危険?
みなさんの中には、「複数原料米は危険!」「複数原料米はまずい!」「ブレンド米は臭い!」など、悪いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。なぜ、ブレンド米はまずいというイメージがついてしまったのでしょうか。もしかしたらそれは、過去に食べたブレンド米が「価格を下げる」ことだけを目的に製造されたものだったからかもしれません。
また、ブレンド米のマイナスイメージは、これまでに起こったお米にまつわる様々な出来事が関係していると考えられます。戦後の米不足の際は、外国産などあまりおいしくないお米をブレンドしていたり、過去には高値のお米に、古いお米や別の品種を混ぜたブレンド米を単一銘柄と偽装して販売されたこともありました。このようなことから、「ブレンド米はまずい」「ブレンド米は危険」など、悪い印象になってしまったと考えられます。
1-3.ブレンド米が安い理由
先ほど、お米をブレンドする理由の一つとして「価格を下げるため」とお伝えしました。実際、一般的にブレンド米は安いという印象があるかと思いますが、複数原料米はなぜ安いのでしょうか。安い米には理由がちゃんとあります。
低価格のブレンド米には、古いお米や未熟米を使っているものもあります。未熟米は、お米の収穫時に選別器で分けられるもので、通常の米粒に比べてとても米粒が薄いものや、透明性がなく白く小粒のものです。本来、家畜の餌などに使われるものなので、低価格で仕入れることができます。これが「安い米は危険」「安い米はまずい」といわれる所以かと思います。
また、ブレンド米の割合は各商品ごとに違います。通常のお米に少しだけ、低品質のお米が混ざっていることもあれば、大部分が古米であることも考えられます。例えば、おいしいお米の代名詞でもある「コシヒカリ」ですが、いくらおいしいコシヒカリでも古米のコシヒカリが多く配合されていれば、コシヒカリのブレンド米でもまずいご飯になることはご理解いただけるのではないでしょうか。
2.実はブレンド米は美味しい!
2-1.ブレンド米のメリット!美味しいブレンド米ってどういうお米?
もしも食味の悪いブレンド米を購入してしまった場合、まずい米を美味しく炊く方法として、みりんやお酒を入れる方法もあるようですが、やっぱり美味しいブレンド米を買うのが一番ですよね!ブレンド米はまずいなど、悪い印象をお持ちの方の中には「美味しいブレンド米なんてあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は世の中には美味しいブレンド米がたくさんあります!なぜなら、最初にお伝えしたように、お米のブレンドには「食味を向上させる」というメリットがあるからです。
- これは、コーヒーやカレーで考えるとイメージがしやすいかと思います。カフェのコーヒーであれば、さまざまな豆を配合することで、そのお店ならではのおいしいブレンドコーヒーを提供していますよね。また、カレーの場合、複数のカレールーを混ぜることで、その家独自の味があるというご家庭も多いのではないでしょうか。お米も同様に、味や食感の違うお米をブレンドすることで、おいしさを追求することができ、飲食店の中には、料理に合うオリジナルのブレンド米を使用しているお店も数多く存在しています。「お米のブレンド=古いお米や低品質のお米を混ぜる」というイメージがある方からすると違和感があるかもしれませんが、お米の味を良くするという意味では新米のブレンド米というのも珍しくありません。
また、お米はあくまで農作物のため、その年々や季節によって、単一の銘柄米では食味や品質にばらつきが出ることがありますが、ブレンド米はその時々の配合を変えることによってお米の食味を調整することができます。1年を通じて安定したおいしさを適正価格でお届けすることができるのもブレンド米のメリットです。
2-2.ブレンド米のおいしい炊き方
ブレンド米は、「食味にこだわるからこそブレンドする」ということはおわかりいただけたかと思いますが、では、ブレンド米をよりおいしく食べるために、ブレンド米のおいしい炊き方のポイントもお伝えしましょう。といっても、ブレンド米・複数原料米の炊き方は、基本的には通常のお米と変わりません。ポイントは、浸水時間!浸水時間とは、炊飯前にお米を水に漬ける時間のことをいいます。1時間程度、炊飯前にしっかりと浸水させることでよりおいしくいただくことができます。
3.おすすめのブレンド米ランキング
3-1.ブレンド米なら金芽米がおすすめ!
ブレンド米のおいしさがわかってきたところで、では具体的にどの商品がおいしいのでしょうか?ここで、ブレンド米のおすすめ商品をご紹介します!
- 数あるブレンド米の中でもおすすめなのが「金芽米(きんめまい)」のブレンド米です。「金芽米」とは、通常は精米する際に削り取られてしまう「亜糊粉層(あこふんそう)」と呼ばれる、旨みや栄養素が詰まった層を残した白米です。そのため、金芽米は通常の白米にはない玄米の栄養素が豊富に含まれています!おいしさも格別で、飛行機のファーストクラスの機内食や学校給食、様々な飲食店でも使われています。さらに、普通の白ご飯と比較すると、糖質は約14%OFF、カロリーは約17%OFFと嬉しいことづくし!ちなみに、金芽米はお米の品種ではありません。亜糊粉層を残して精米されたお米は全て金芽米になりますので、「コシヒカリの金芽米」や「あきたこまちの金芽米」など、さまざまな産地・品種の金芽米が存在します。当店では、そんな金芽米をブレンドした商品を販売しています!もちろん、古いお米や低品質のお米は一切配合していません。各商品のブレンド内容も常に公開しているので、安心してお召し上がりいただけます。
3-2.ブレンド米のおすすめをランキングでご紹介!
そんな金芽米のブレンド米について、当店スタッフのおすすめランキングをご紹介します!ちなみに、こちらでご紹介する金芽米は全てブレンド米の無洗米です。ややこしいので整理しますと、まずはいくつかの産地や品種の玄米をブレンドし、旨みと栄養素が詰まった層を残して「金芽米」として精米します。次に無洗米加工を行っていますので、金芽米のブレンド米は、洗わずに炊くことができます。今までブレンド米を敬遠されていた方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたい!金芽米のブレンド米は、これまでのブレンド米のイメージをくつがえすお米です!
<金芽米のブレンド米 おすすめランキング>
第①位「金芽米 ベストセレクト」
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全国から高品質な原料玄米を厳選、配合した当店オリジナルのブレンド米で、金芽米のロングセラー商品!お米の特性を熟知した専門のブレンダーが熟練の経験と知識を元に配合を行っています。味と価格のバランスがよく、常に売上ランキングでも上位に入る当店人気のお米です。実際に自宅で食べているスタッフも多く、自信をもっておすすめできる商品です!どのお米がブレンドされているか気になる方は、ぜひ以下のリンクから最新のブレンド内容をご確認ください。
最新のブレンド情報はこちら▼
https://www.toyo-rice.jp/product/best/#link金芽米 ベストセレクトの詳細・ご注文はこちら▼
https://www.toyorice.jp/c/item/1000021000
第②位「金芽米 ハイセレクト」
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お手軽価格で人気の金芽米ハイセレクト!毎日の食卓に取り入れやすいように、第1位のベストセレクトより価格を抑えた商品です。お求めやすい価格ですが、もちろん使用するお米に妥協はありません!専門のブレンダーが全国の高品質なお米のみを配合!その時々に合わせて適切な原料玄米を絶妙に配合しており、年間を通して安定したおいしさと品質をお届けします。
最新のブレンド情報はこちら▼
https://www.toyo-rice.jp/product/hai/#link金芽米 ハイセレクトの詳細・ご注文はこちら▼
https://www.toyorice.jp/c/item/1000370900
第③位「タニタ食堂の金芽米」
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おいしい!ヘルシー!「1食当たり500kcal前後で栄養バランスとおいしさを追求」しているお店として人気の「丸の内タニタ食堂」では、お店のコンセプトに合った主食として、金芽米をブレンドしたご飯が提供されています!そんなタニタ食堂で使用されているお米が「タニタ食堂の金芽米」です。タニタ食堂のご飯をぜひご家庭でもお楽しみください!
最新のブレンド情報はこちら▼
https://www.toyo-rice.jp/product/tanita/#linkタニタ食堂の金芽米の詳細・ご注文はこちら▼
https://www.toyorice.jp/c/item/1000260900
4.まとめ
ここまで、ブレンド米のデメリットやブレンド米が安い理由、美味しいブレンド米についてお伝えしてきました。食味を追求したブレンド米は美味しいことがおわかりいただけたのではないでしょうか。中でも金芽米のブレンド米なら、おいしさはもちろん、栄養価も高く、糖質カロリーオフ!炊飯も手軽な無洗米なので、おすすめです!「ブレンド米はちょっと…」と思っていた方はぜひ一度お試しください!
よくあるご質問
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ブレンド米のメリットは?
ブレンド米には「食味を向上させる」というメリットがあります。コーヒー豆のブレンドと同じように、お米も味や食感など特徴の違う種類をブレンドすることでおいしさを追求することができ、飲食店の中には料理に合うオリジナルのブレンド米を使用しているお店も数多く存在しています。また、お米はあくまで農作物のため、その年々や季節によって、単一の銘柄米では食味や品質にばらつきが出ることがありますが、ブレンド米はその時々の配合を変えることによって、お米の食味を調整することができます。1年を通じて安定したおいしさを適正価格でお届けすることができるのもブレンド米のメリットです。
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複数原料米 なぜ 安い?
低価格の複数原料米(ブレンド米)には、古いお米や未熟米が使用されている可能性があります。未熟米は、通常の米粒に比べてとても米粒が薄いものや、透明性がなく白く小粒のものです。本来、家畜の餌などに使われることが多く、低価格で仕入れることができるため、そのようなお米を複数原料米に混ぜることで販売価格をおさえることができます。(世の中の複数原料米が全て品質の悪いお米をブレンドしているわけではありません!高品質のお米だけをブレンドした美味しい複数原料米も数多く販売されています。)
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ブランド米とブレンド米の違いは何ですか?
ブランド米とは、単一銘柄米とも呼ばれ、新潟県産コシヒカリや秋田県産あきたこまちなど、特定の産地・品種のみを使用したお米のことです。対して、複数種類のお米を配合したものがブレンド米です。お米はその年々や季節によって、食味や品質にばらつきが出ることがありますが、ブレンド米は複数のお米を混ぜることで、1年を通じて安定したおいしさを適正価格でお届けすることができます。また、味や食感など特徴の違う種類のお米をブレンドすることで、食味を向上させるというメリットもあります。
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